食・農分野に特化した農業大学の新設構想 アジアの拠点になる可能性

先日、NSGグループの池田弘代表が、食・農分野に特化した農業大学を2017年4月を目標にして新設する構想を発表したとの報道がありました

新潟を農業の拠点にするためには、専門分野の人材育成が不可欠です。実習する場も新潟には多くあり、とても素晴らしい構想ではないかと思います。記者会見では、県内の学生の受け入れが強調されていたようです。もちろん、県外への人口流出が続く新潟県において、受け皿としての役割は必要です。しかし、農業、食品産業の拠点化を支える大学として考えた場合に、日本国内はもちろん海外にも目を向けた方がいいのではないかと感じました。

アジア諸国において、日本の農業技術、また食品産業の流通システムなどは先進的なレベルにあります。彼らが新潟で学び母国に帰ってビジネスをする、また新潟で学んでアジア諸国でビジネスをするなど、ターゲットを外に向けることで、この大学の位置づけが大きく変わってくる可能性があります。

こういった企画に対して、新潟市、新潟県も積極的に後押しをしていく必要があります。また、学生が北区に居住する可能性もありますので、北区にとってはチャンスだと思います。私もできることを探してみたいと思います。