「浜で遊ぼうin南浜」ににいがた青年会議所がminiウォータージャンプ体験を開催

7月27日に「浜で遊ぼうin南浜」というイベントが開催されました。

 南浜の魅力を体験できるイベントで、地引き網体験、新鮮な海の幸の試食コーナーなどが設けられました。私はにいがた北青年会議所としてminiウォータージャンプ体験のブースをだしました。今回のものは、港にジャンプ台を設置し、海に着水するというもの。南浜の自然環境を活かしたダイナミックなイベントです。

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 企画自体はとてもおもしろそうなものですが、実施するにはジャンプ台の作成が必要です。にいがた北青年会議所のメンバーには多くの職人さんがいます。私は職人ではありませんので、皆さんの指示のもと、作業をしました。前日の早朝から作り始め、約7時間で作業が終了しました。

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 まず驚いたのが、職人さん達の手際のよさ、そして技術です。特にジャンプ台の飛び出すポイントは角度の微妙な調整が必要ですが、正確かつ素早く工具を使い作業していました。以前職人さんが「どんな腕のいい職人も道具なしに作業することはできない。だから、道具を大事にする。」と話していました。普段から道具を大事にし、どう使うかを熟知しているからできる技ではないかと感じました。

 先日有効求人倍率が発表され、前月比0.04ポイント減の1.16倍との数字がでました。しかし、業種間でかなり差があり、介護、医療、建設業では人手が足りず、事務職はその逆という結果が出ています。職人の技術に私が感銘を受けたように、職業選択の前段階で職人の技術を体験することも必要なのではないでしょうか。現在の職業選択が、能動的に情報収集した中でのものとは正直思えません。

多様な人材を育成するためには、多様な教育者が必要です。大学院等から小中学校に出前授業という企画はありますが、職人さんが学校に出前授業を実施することも必要だと感じました。社会は色々な職業があってはじめて成り立っていることを学ぶことは、どの職業を選択するにしても決してマイナスではありません。