横浜市の「つながりのまちづくりフォーラム2016」に参加 市民協働のあり方

さくじつ、横浜市で開催された「つながりのまちづくりフォーラム2016」に参加してきました。

自分たちのまちを自分たちでよくするために、これからの「まちづくり」や「協働」をさらに実りのあるものに進化さ せる「考え方」や「手法」を学び合うことを目的(横浜市HPより)に開催し、今回で三回目とのことでした。

会場は定員の300人が満員。参加しているせいべつ、年齢層も多様で、横浜市の進めている協働が、分厚いものであることがわかります。

今回は、身近な場所で小さな交流を積み重ね 、地域の課題を継続的に解決している事例から「つながりのヒント」を学ぶことがテーマでした。6つの事例が紹介されましたが、共通することは、皆さん「楽しみ」ながら、まちづくりをしていることです。

楽しくなければ続けられないとは、正にこのことだと感じました。また、行政に頼るのではなく、自分たちから行政に提案するというスタンスも、横浜の協働に底力を感じました。自分達で地域の公園をつくり、管理している団体の話は、特に興味深かったです。公園の設計から、ルールづくり、管理までと、「自分達の公園」という意識が、様々なことを可能にしていました。

新潟市でも、市民との協働との言葉は至るところで出てきます。自治協議会、コミュニティ協議会など、様々なものが制度化されています。枠にはめることで、自主性を尊重できなくなる可能性もあります。今後の新潟市の協働を考える上で非常に勉強になりました。

「28の挑戦」小柳 聡