帯広市の「北の屋台」の取組を議会で視察
帯広市「北の起業広場協同組合」の行なっている北の屋台の取組について、新潟市議会文教経済常任委員会の視察として行き、学んできました。
特徴は(1)行政主導ではないこと(2)3年の起業支援としての取組であることの2点が挙げられます。
屋台は道路交通法、食品衛生法、消防法、建築基準法など乗り越えるハードルが多く存在します。常設で屋台のような雰囲気をつくることが、まちの活性化につながるとの観点から、有志のメンバーが知恵を絞り、今の形になったことが、話を聞きよくわかりました。
そして、全てのコンセプトの中心に「人」があることも、成功の鍵であったように感じました。一時的な成功を追い求めるのではなく、長期的な視点で取組、成果が出ている点は、新潟市も見習うべき点が多くあるように感じました。
まちなかの活性化は全国の自治体で課題となっています。新潟市も市中心部だけでなく、区の中心部でも課題となり、各商店街団体がまちなか活性化のため、様々な取組をしています。また、人を呼ぶだけでなく、居住してもらうことがその前提です。コンパクトシティなどのまちづくりと併せて考えなければいけません。
商店街を人が集まる場にするために、どういった手法がいいのか。今回の飲食店を中心に人の輪を拡げていく取組は、新潟にとっても大きなヒントになると感じました。