水戸市で小規模特認校の取り組みを学ぶ

市議会の同じ会派を組んでいるメンバーと、水戸市の小規模特認校制度、品川区で学校選択制度、三鷹市でコミュニティスクールについて学んできました。12月定例議会で質問したテーマについて、実際の現場の声を改めて聞きたいと希望し、会派の皆さんからご理解いただき、実現しました。

水戸市では実績、今後の課題について担当者の方からお話を頂きました。義務教育学校で実績を積み、特色ある教育カリキュラムで学びたいという市民ニーズがあることを認識し、特色ある取り組みを実施していた小学校3校を「小規模特認校」に指定し、より特色のある取り組みを進めたとのことです。少子化が進む中、小規模特認校を導入することで、市内全域から児童が通うことができます。特色ある教育を受けたいという児童、保護者、地域の核として小学校の存続を望む地域住民のニーズが一致した形と言えます。

考えなくてはいけないことは、制度が上手く活用された背景には、それぞれの小学校で、既に特色ある取り組みが実施されていた点です。後付けで特色をつけたのでは、おそらく児童が市内全域から通ってくることはなかったと感じました。