新潟市議会6月定例会で一般質問に登壇「県との連携でスピード感を失わないように!」

我々議会は、どうすれば市民の皆さんが安心して生活できるようになるのか、子どもたちの学びが保証されるのか、経済活動が再開できるのか、少しでも効果的な施策が実施できるよう、頭を捻らなければいけません。

議会は議論をする場。民主主義の根幹です。議会でしっかり議論をし、市民の皆さんがより納得できる結論を得るため、議員として与えられた職責をしっかり果たしていきたいと思います。

新型コロナウイルスは私たちの価値観、社会のあり方を変えました。「集積から分散へ」「集団から個へ」新型コロナウイルスの感染拡大前の状態に戻そうとするのではなく、新しい価値観に即応した街づくりが展開できるかどうか、自治体運営が今問われています。

そんな中、今回取り扱ったテーマは以下の通りです。特に、経済対策の初動の遅さについて「県との連携を重視するあまり、スピード感を失ったのでないか」と指摘しました。個別の政策については、病児保育については、急激な利用者減少の補填のため施設ごとに一律の支給をしていく旨、答弁を頂きました。

新型コロナウイルスで変わった価値観に対応して街づくりを進めるべきです。「集積ではなく分散」「Digital Transformation」が新しい街づくりのキーワードだと私は思います。デジタル化を進めることで、直接接しなければ伝わらない新潟の魅力をより浮かび上げることができるはずです。今後も是々非々で議論していきたいと思います。

1、本市の新型コロナウイルスに関する対応についての市長の所見及び今後の取り組みについて

2、新型コロナウイルスの影響を受けての施策実施について

(1)新潟市経済社会再興本部について

(ア)設置目的、役割、スケジュールについて

(イ)対象分野の適切性について

(ウ)教育について議論する場の設置の必要性について

(エ)専門サポートチームの役割について

(2)支援が不足している病児・病後児保育施設の現状、今後の対応について

(3)必要な施策を実施するための財源確保のあり方について

(ア)臨時交付金の見通し、活用について

(イ)財政調整基金の活用について

(ウ)不要不急の事業の抑制、事業見直しについて

3、ポストコロナ時代における新しい街づくりについて

(1)テイクアウトやテラス営業の道路占用の許可基準の緩和について

(2)インバウンド、MICEの需要が見込めない中での観光の対応について

(3)中原市長が掲げる政令市の第二ステージでの「拠点性」を掲げた街づくりの転換について