新潟市DXプラットフォーム・5Gビジネスラボ事業説明会に参加

新潟市産業振興センターで開催された「新潟市DXプラットフォーム・5Gビジネスラボ事業説明会」に参加してきました。以前に一般質問でも、取り上げ、推進を訴えた分野でもあります。

新潟市では、アフターコロナを見据え2020年9月定例会の補正予算で産業振興センターに5Gを設置し、事業者が利用できることを目指す「5Gラボ」について可決され、準備を進めています。

5Gはあくまで手段であって、どういった分野に活用するのかが重要です。そこで、「D X」というキーワードなどを切り口に様々な事業者のアイデアを形にすること、事業者をマッチングさせるプラットフォームを作る「新潟市D Xプラットフォーム」を創ることが新年度予算に計上されています。

事業説明会では、それぞれの専門家が5Gのビジネス活用、今後の展望、CGなど映像コンテンツ活用の可能性について講演があり、参加者からも様々な質問があるなど、学びの多い時間になったと感じました。

これから「デジタル」は優秀な人材を獲得する前提になるのは間違いありません。社会のルールが変わってきた以上、デジタル化するかしない化の選択ではなく、デジタル化をした上で、より価値のあるサービスをどう提供するかが問われていく時代になると感じました。

資料の中で、全国に比較してIT投資の実施状況が低く、かつ保守運用への比率が高いことが、新潟県が実施した「令和2年度県内産業デジタル化構想策定事業調査報告書」からも明らかです。新しい技術に投資するのではなく、既存のシステム維持に多くの費用を支出している実態が浮かび上がってきます。

新潟の企業が、新潟だけでなく、世界に向けて活躍できる土壌は十分にあるはずです。その土壌を育てていくことこそ、新潟市がこれから長期に渡って腰を据え取り組んでいくべき事業です。

現在、「新潟市D Xプラットフォーム」の会員を募集しています。詳細はこちらからご確認ください。

今後も、新潟の未来を創りだす事業活動を支援する取り組みが前進するよう、議会で発言を続けていきます。