新潟市議会タブレット端末導入検討部会としてデモンストレーションを実施
新潟市議会では、議会改革推進会議にてタブレット端末の導入に向けて全会一致で導入に向けた具体的な検討を進めることになり、タブレット端末導入検討作業部会が設置されました。私は所属する会派を代表して作業部会に所属し、議論しています。
これまで、導入の効果について他都市の事例、また新潟市の現在の印刷作業による人的、物的コスト換算など、検討してきました。5月にはすでに導入している燕市に視察に行き、導入を進めた議員、導入後の職員さんから話を伺いました。
その上で、実際に端末を操作し、導入がどのような効果をもたらすのか、またどういった点に課題があるのかを検討するため、大手二社にデモンストレーションを実施いただきました。
コロナ禍ですので、webを通じたデモンストレーションとなりましたが、東京から私たちの端末とデータの共有、同じ資料をめくりながらみるなどの体験をすることができました。議会はアナログな部分が多く、伝統、格式などを重視する部分があるのは事実です。一方で、議論の経過を市民にわかりやすく開示することも、求められています。
私たち議員は、資料作成、事例調査など、パソコンを用いて当たり前のように行っていますが、紙かデジタル化という視点が重要なのではなく、適した物を使い、議論の活性化、市民への説明が充実することが重要です。他都市の事例を参考に、流れがデジタルだからではなく、手段としてデジタルを活用できるよう、今後もしっかり議論を進めていきたいと思います。