防災庁準備室を訪問しました
私が所属する新潟市議会の会派「新風にいがた」で防災をテーマにいくつかの自治体を訪問し学ばせて頂きました。
その中での防災庁設置準備室についてです。「防災庁の誘致」というニュースが世間を賑わす機会が増えてきました。各自治体の首長がこぞって誘致活動をしているようで、私たちの新潟市も同様です。
しかし、担当者とお話しさせていただく中で、そもそも防災庁の地方への誘致が何を意味するかを考える必要があることに気付きました。
現在議論されているのは地方分局の設置です。想定するのは、(1)南海トラフ地震(2)日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震の2つの地震であり、それに事前に対応策を練ったり調整したりする役割などです。基本的には防災に関する機能、知見を集約し専門性を活かし対応するのが防災庁構想の基本的な考え方ですので、地方分局に人員を集中的に配置することは想定していないのではないでしょうか。
バックアップ機能の議論と防災庁地方分局の話がごちゃごちゃになっていることが今回明らかになりました。その点について役割を整理し、新潟市としての対応を提案していきたいと思います。
ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。


