新潟市教育委員会会議 令和2年5月臨時会を傍聴
本日古町ルフル4階で開催された「新潟市教育委員会会議 令和2年5月臨時会」を傍聴してきました。先日、6月1日からの市立学校園再開の方針が示されましたので、その内容について議決がされ正式決定となりました。
今後第二波が発生することを想定し、オンライン学習などこの期間に試せること、準備することが重要だと感じました。また、学校再開時に不安から学校を休む児童生徒がいることが考えられます。学校の可能な安全対策を説明するのと同時に、選択を尊重できる雰囲気づくりも必要だと感じました。
以下、委員会の内容について私がメモしたものです。
(学校再開時期決定の理由)
・すぐに始めることで子ども、保護者、学校が混乱
・分散登校、家庭での学習が進んでいる
=学習動画の配信、ない人は深夜枠でテレビ放映→録画して活用して(5月21日〜27日)
・再開に向けた児童生徒の準備期間が必要
→上記の理由から予定通り6月1日学校園の再開。
1、準備期間(5月31日まで)
(子どもの預かり)
・5月26日までは現行通りで27日〜29日は原則実施しない
・保護者の都合がつかない場合は適宜対応
(家庭学習に活用できる動画配信)
・どの学校でもできるよう、予習、復習に限定しない動画
・全体で90本アップ予定で現在約50本アップ
・8割は子ども1人で視聴できる状態(アンケート結果より)
(学習動画のテレビ放送)
・パソコン環境が整っていない方などへの対応
→民放各社にお願いし、UXでお願いすることになった(時間確定次第学校に連絡)
2、6/1以降の学校再開時の対応
(教室の環境)
・教室いっぱいのクラスと少し余裕があるクラスがどう対応?
→今の環境でいかに蜜を防止するかを考え実行
例)座席を市松模様
給食は前を向いて
エアコンと換気の併用
音楽は外で音を出すなど工夫を
水泳は中止(=健康診断をまだ実施できたないため)
接触を避けるかたちで実施(=集団スポーツ、武道は実施しにくい)
・体育をどう考えてるか?
→蜜にならなければマスクを外して運動、気象条件等考慮しながら各学校で対応
(不安がある児童の世帯)
・準備期間の三日間で保健的な面から新しい生活様式での学校生活について資料作成し児童生徒に説明
・状況を見ながらになるが、再開だからすぐ欠席ということは考えていない
(学習の遅れについて)
・再開時に改めて学ぶ
・授業字数だけ優先することがないよう丁寧に教育
・受験がある学年については、遅れが出ないよう対応
(マスクの状況)
各学校にマスクの予備はあるか?教育委員会から配布はあるのか?
→1日あたり数枚の予備があるよう、6月にいれる予定
(夏季休業について)
・校長会などを通じて夏季休業は極力確保
【コロナの知識】
コロナウイルスの知識を子どもたちに
→動画にいれた方がいいのでは?
3、今後の学習環境について
(1人一台タブレット)
・今年度中に全学年1人一台に(令和3年1月に)
・現在入った時の対応を検討中
・ICTを活用した学習については今後の可能性を探っていきたい