新潟市議会でもようやくデジタル化の一歩〜2月議会よりタブレット端末導入〜
デジタル化がコロナ禍で一層進み、様々な場面で利便性が向上しています。役所に行かなくても行政手続きができる、いわゆる行政のデジタル化が進められる一方、議会はアナログでした。議会の性質上、やむを得ない場面もありますが、紙資料でのやりとりには、SDGsが進められている昨今、改善の余地がありました。
私は新潟市議会タブレット端末導入検討作業部会の一員として、議会へのタブレット端末導入について議論を重ねてきました。通信費の議会負担のあり方、政務活動費との経費按分、通信環境の整備など、実務的な内容について1年間議論を重ね、いよいよ2月議会から一部で導入されることとなりました。
現在、議員向けの研修を実施しています。目的は議論を深めることとコストの削減です。デジタルになることが目的ではありませんので、与えられた環境で、市民のための議論が深まるよう、引き続き精進して参ります。