静岡県で遠州灘海浜公園基本計画(新たな野球場構想)について学ぶ〜ドームか屋外野球場か〜
静岡県で遠州灘海浜公園基本計画(新たな野球場構想)について勉強してきました。
いわゆるドームか?屋外野球場か?で議論が全国から注目されている事例です。もともと都市計画決定されていましたが、長らく取り掛かれていなかったのが実情のようです。
そんな中県西部に県立野球場がないことから、野球連盟等を中心に要望があり、県としては野球場建設に向け動いてきたが、ウミガメへの影響を考え屋外夜間照明がつけられないという条件がでてきたため、ドームという案が浮上したというのとのようです。一方、ドームでは建設費が高騰することから、野球に限らず幅広く集客できる多目的型という側面から浜松市の経済界からドームを求める声があがっているとのことです。
浜松市内には老朽化が進む市営球場もあり、その建て替え方針がまだ定まっていないようです。どの程度の規模の野球をする場が必要なのか?野球に限らず集客施設をつくりエリア全体の活性化を図るのか?静岡県と浜松市、民間企業がともに関わる事業でもあり、多くの前提条件もある難しい議論だと感じました。
新潟市でも市営鳥屋野球場の建て替えが議論されています。どの程度の客席が必要なのか?何を目指すのかによって施設規模、立地も変わってきます。新潟市は体育館、陸上競技場などスポーツ施設の老朽化が進んでいますので、単に競技団体の声を聞くだけでなく、エリア活性化の視点が必要だと感じました。
今回学んだことを今後の議論に活かして参ります。