東日本大震災から三年が経過 前進する力
本日で東日本大震災から三年が経過したことになります。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
多くの人が復興のために動き、今の状況があります。大事なのは、現地の人の声を聴くこと。3年前と現在では、被災者の方自身の状況、身の周りの状況、被災地のインフラなど、多くの状況が変わっています。当然、私たちができることも変わってきます。
昨年から、NPOの活動を通じて福島の人たちと関わってきましたが、彼らとじっくりと向き合い、話を聞くことで、自分のイメージしていた福島の状況との違いにも気付きました。「何かしてあげる」という考え方ではなく、彼らの何かする動きを後押しする。あくまで主体は彼らにあるというのが、私の考えです。報道や想像だけでは不十分で、実際に現地に赴き、現地の方と話をする。風評はまだまだなくなりませんが、自分の目で見て感じることは必要だと感じました。
「いわきのことを県外の人にもっともっと見てもらいたい」「東京オリンピックの時に、外国人観光客にもいわきに来てほしい」
地元のことが大好きで、地元のために頑張るいわき市の高校生にも出会いました。
「子どもの可能性をせばめたくない、好きなことを思いっきりやってほしい」
郡山市で地元の子どものために精一杯活動する少年野球のコーチにも出会いました。
被災地の方の気持ちに思いを馳せ、前向きなパワーで活動している人たちがたくさんいます。そういった方々の動きを知って広め、協働することが、今私にできることではないかと思います。