2025年12月議会で一般質問しました

12月5日から新潟市議会令和7年12月定例会が開会しています。
物価高対策などを中心に補正予算案が市長から提案され、今後委員会で審査されることとなります。
委員会前に、12月11日から16日までの日程で一般質問が行われ、市政課題について連日議論がおこなれています。
私も機会をいただき本会議にて一般質問をさせていただきました。テーマは下記の通りです。


1 今後の補正予算対応、新年度予算編成について
(1)政府の物価高対策への本市対応について
(2)予算編成方針について
  ア 考え方について
  イ 税制改正等、金利上昇の影響について
(3)公的制度の基準額の見直しについて

2 公共施設再編の加速化について
(1)現状と方向性について
(2)計画の優先順位について
(3)避難所機能を有する公共施設の扱いについて
(4)8区制などの現行の枠組みを前提とすることの妥当性について

3 白山エリアでのアリーナを核とした施設再編など新たなまちづくりについて
(1)現状、今後の方向性について
(2)新潟県民会館とセットで検討する必要性について
(3)民間事業者との今後の連携について
(4)白山エリアと古町エリアを併せた検討の必要性について

4 新潟市観光アクションプラン策定後の現状と方向性について
(1)現状について
(2)新潟市観光アクションプランの進捗、課題、今後の施策について

白山エリアでのアリーナを核としたまちづくりについて

特にアリーナについては、県民会館を含めての土地利用について議論すべきと提案し、今後状況を見てその形が適切であればそのように方向転換する旨、答弁をいただきました。現段階では県民会館を含めず陸上競技場、体育館などの用地での再編にどどまっていましたので、ここはいい提案をすることができました。

また、アリーナにするのであればプロチームの興行がプラスである点も提案し、答弁いただきました。具体例としてプロバスケットチームの話もさせて頂きました。Bリーグプレミアへの昇格基準としてアリーナの基準も明確に示され、全国で改良、新設が進んでいます。まっているだけでなく新潟市から提案する姿勢が必要です。

古町エリアと一体となった再編の必要性について

老朽化している本庁舎(1989年)、NEST21(中央区役所1993年)のことも併せて考慮する必要があり、スポーツ施設としての陸上競技場のその後の活用だけにとどまらず、市役所庁舎の老朽化、NEST21の老朽化で将来的に市役所機能をどうするのかの議論が必要であることも問題提起させていただきました。

新潟駅前には新たな商業ビルが建設され商業テナント、高価格オフィスが多く整備され、三越跡地でのオフィス需要はより一層厳しくなります。西堀ROSAも検討会議を開催するが修繕費用も踏まえ厳しい状況であることを踏まえ、古町エリアの本庁舎移転も含めた選択肢の1つとして検討することが必要である点も提案しました。

現時点では市役所分館跡地が本庁舎の建て替え用地とされています。市側は全く考えられていないという答弁でしたが、今回の質疑を通じて検討を進めることを願っています。