6月議会での一般質問が終了~公募区長制度継続の判断は9月議会以降に~

6月14日から新潟市の平成28年6月定例議会が始まりました。今日で計20名の一般質問が終わりました。

私は三日目のトップバッターとして一般質問に臨みました。テーマは、①公募区長制度について②子育ての視点から考える公園のあり方について③クルーズ船誘客促進についての3点です。

①公募区長制度について

任期、外部人材活用を中心に、今後おこなう検証の論点について議論しました。また、公募制度を他の部長職等にも拡大することについて、前向きな回答をもらいました。公募区長制度を継続するかどうかは、秋ごろに結論をだすとのことです。

また、平均2年と短い区長任期についても、ただの人事異動ととらえず地域課題に対応しながら長くなることもありえるとの回答をもらいました。二年では顔も覚えられないとの声をよく頂きますので、是非地域の声を聞きながら進めてほしいと思います。

②公園の維持管理計画について

今まで公開されていなかった計画を、速やかに公開する旨答弁をもらいました。これは地域の方の声をいただき、早速質問させて頂いたものです。公園施設数はこの10年間で213も増加し、今後老朽化する施設が増え計画的な更新が必要になります。地域の方には順番を待っていただくことになるかと思いますが、目途を示すなど、説明責任を果たすことは重要です。新潟市では公園施設長寿命化計画を策定していますので、それも公表していただくことは効果が大きいと思います。

③クルーズ船誘客については

福岡、横浜などの先進事例を引き合いに出し、新潟に何が足りないかを議論しました。また、アメリカで実施される展示会、商談会に職員を派遣し、船社のニーズ把握をすることについても、積極的に検討するとの回答をもらいました。また、市長からは、西港とまちづくりとの一体的な拠点化についても言及がありました。福岡市は、港の管理も担っており、一体的な街づくりを行っています。新潟市の港湾が発展しない背景として、県と市との関係があることは間違いありません。市長の今後のリーダーシップに期待したいと思います。

詳細は後日議事録がでますので、そちらでお伝えできればと考えております。

 

※質問項目は以下の通りです。

  公募区長制度のあり方

1)導入の経緯

   ア 当初の目的

   イ  応募状況、評価

   ウ  4区での導入理由

(2)今後の対応

   ア 今後のスケジュール

   イ 評価、検証方法

   ウ 議論できる場の担保

(3)今後検討すべき事項

   ア 任期

     (あ)区長の平均在位期間について

     (い)地域との顔のみえる関係構築の必要性

     (う)公募以外の区長任期延長等について

     (え)再応募の是非

   イ 外部人材の活用

     (あ)外部人材任用の利点、大阪市の事例への評価

     (い)キャリア構築という視点での身分保障のあり方

(4)庁内への展開

   ア 他の部長職等への公募適用について

   子育て」の観点からの公園のあり方について

(1)遊具の現状

   ア 公園数、面積の推移

イ 遊具に対する考え方、遊具の数

ウ 使用できない遊具の数について

エ 「子育て」の観点からの公園整備の必要性について

(2)遊具更新への取り組み状況について

   ア 長寿命化計画についての新潟市の考え方

イ 一次計画の実施状況、評価

ウ 今後の整備見通し

エ 今後の市民への情報発信の方向性

   クルーズ船誘客の促進について

(1)現状

ア 受け入れの意義

イ 受入数、国別実績

ウ 経済効果

(2)今後強化すべき事項

   ア 寄港増加要因についての見解

   イ ニーズ把握の必要性

   ウ 連携の必要性

(3)今後の市長のリーダーシップについて