新潟古町みなとまち情報館がオープン〜物資の集積地→買い物拠点→新しい街づくりはどこへいく?〜
新潟三越の閉店が間近に迫る中、3月20日の古町7番町商店街に「新潟古町みなとまち情報館」がオープンし、先日、早速訪問してみました。オープンからの3日間で、約3,600人が訪れたとのことでした。三越閉店に合わせ、多くの買い物客が流れてきたことが考えられます。
1階には、古町地区に限らず新潟県内の品物が販売されており、2階には新潟島の歴史などについて様々な展示物、150年前の新潟島の様子をCGで再現した映像など、興味深く拝見させていただきました。また、運営をしている新潟古町まちづくり会社の方がたまたまいらっしゃり、大変丁寧かつ情熱的な解説をいただき、とても楽しい時間となりました。
解説の中で、当時は穀倉地帯としての新潟平野のコメの集積地として湊町として発展したこと、その後県庁所在地として様々な機能が集積したこと、その後デパートの立地により買い物の街として発展してきたことを教えて頂きました。
街は時代により変化をしていく。当たり前ではありますが、そのことに改めて気付くことができました。人が集うには理由があります。必然性があります。その変化についていけるのか、むしろ変化を作り出すのか。昔を懐かしむだけでなく、これからの変化する街づくりがこの拠点を中心に始まることを期待したいと思います。