9月議会で一般質問に登壇「新型コロナウイルスへの対策を求めて」
9月8日開会した9月議会で、一般質問を行いました。
テーマは、任期折り返し前にしての評価、新型コロナウイルス対策の評価、都市計画マスタープラン、財産経営推進計画についてです。
中原市長の任期4年のうち、もう少しで折り返しを迎えようとしています。この間、議会では毎回登壇し、中原市長と議論をしてきました。ただ批判することはしたくないとの思いから、是々非々で議論してきました。その中で、最初と変わらないのは、中原カラーが全く見えてこないところです。今回も現在までの成果、課題を踏まえた評価を質問しましたが、答弁内容からは課題、これから残りの任期で取り組みたい内容、意欲が伝わってきませんでした。ただただ残念です。
新型コロナウイルス対策については、国からの地方創生臨時交付金を財源に、約80億円規模の対策を予算措置してきました。スピード感ある対応は評価し、職員の皆さんの仕事ぶりには敬意を表するところです。一方で、制度設計が上手くいかず、制度が利用されていない現状も明らかになってきました。特に、持続化給付金の対象である前年比50%以上まではいかないが、売上が減少した事業者(30%〜49%減少)へのビジネス継続支援事業(予算総額10億円)については、8月時点で約300件と見込み件数の1万件には遠く及ばない数字になっています。手間があり申請が進まなかったのか、周知が進まなかったのか、ニーズがなくなったのか、その点について分析が必要です。
通常の予算の流れでは、一年かけて検証作業がありますが、今回のような状況では早急な対応で、支援を必要としている方に届ける必要があります。
今後も、地域の方の声をしっかり聴きながら、必要なお金が必要な部分に届くように活動するとともに、地域の皆さんの声を届けていきたいと思います。