増田寛也先生をお迎えし、北区区民会議を実施~人口減少に立ち向かう~
先日、私が所属していますにいがた北青年会議所が元総務大臣で日本創生会議座長の増田寛也先生をお招きし、「北区区民会議」を開催しました。
来年で合併から10年が経過する新潟市ですが、未来の北区をどういう街にしていくべきか若者の視点から議論し、最終的に新潟市に提言書を提出するという計画があり、その提言前の意見集約として企画されたものです。
増田寛也先生には私が大学院の時もお世話になっていました。ご多忙な中、わざわざ北区までお越しいただき、本当にありがたかったです。
一部は増田先生による人口減少をテーマにした講演会。二部は北区長の飯野晋様、豊栄児童センター長の伊藤弘子様、そして我が青年会議所の善宝理事長にパネルディスカッションをしていただきました。
一番心に残ったのが、若者、特に20~39歳の女性の声を徹底的に聞くことが必要という部分です。人口減少は、女性のその年代がどんどん少なくなっていくことにより、進行していきます。今まで、この世代の声は、政治、行政に届いていませんでした。2030年時点での北区の0歳~14歳までの人口は、現在より4割減少することが予測されています。つまり、その世代が大人になり、出産する子どもはさらに減少し、北区の人口減少はますます深刻になることが数字の上からは明らかです。
しかし、人口減少対策を打つうえで、20歳~39歳の女性の声は欠かせません。今回の状況をチャンスに変えて、彼女たちの声を徹底的にひろうことが必要です。
私のまわりの同級生なども、子どもを産み育てている人が増えてきました。しかし、「政治」というと、どこか自分と無関係と思ってしまっている節があります。政治によって何がかわるのかを説明し、彼女たちの心の声を聴くことが私の使命なのかもしれません。
28の挑戦 小柳 さとし