福岡市の広報戦略室を視察 戦略的な広報の必要性を再認識
戦略的な広報について調査をしていたところ、非常に面白い事例を見つけ、現場の方のお話を伺いに行ってきました。福岡市は広報戦略室を設置し、どうしたら届けた層に届けたい情報が届くかという難しい課題に取り組んでいます。
やはり全体を統括する部署があると違うなというのが率直な感想です。メディアに取り上げてもらうため、自主メディアに頼るのではなく、プレスリリースの流し方、タイミングそういったお金のかからない部分を工夫しているとのことでした。
また、福岡市の魅力を首都圏のクリエイティブ層に届けるためたちあげた「#FUKUOKA」は閲覧数が月に30,000件とのこと。新潟市が地方版総合戦略で掲げた5年後の閲覧数が15,000ですから、その数にただ圧倒されました。
市長の強力なリーダーシップのもと、設置された組織ということで、全庁的にも仕事をしやすい雰囲気があるようです。新潟市にも同様の組織設置の必要性を改めて感じました。
「28の挑戦」小柳聡