11月の北区自治協議会を傍聴 新潟市財産経営推進計画の浸透度に疑問

北区自治協議会を傍聴してきました。今回気になったのは、新潟市財産経営推進計画の地域別実行計画についてです。今回は、本庁より財産経営推進室の方が説明にきていました。内容は、今年7月に策定した新潟市財産経営推進計画にもとづき、各コミュニティ単位で公共施設のあり方について地域別実行計画をつくっていくというもの。

新潟市全体の財政問題を考えた時、今だけを考えるのではなく、将来を見据え公共施設の配置、多機能化・複合化について検討しなくてはいけないことは間違いありませんから、進めていかなければなりません。

しかし、ある委員から、北区役所について議論している中で、そういった話はタイミングが悪いのではないかとの意見がありました。たしかにそういう側面もあるかもしれませんが、北区役所のような公共施設の改築の際に、地域別実行計画を策定するということが、決まっています。避けては通れない問題ですので、行政として事前に説明がなかったのかと不思議に思いました。

地域別実行計画は地域の皆さんの合意を得ながら、慎重に進めていく必要があります。行政には丁寧な対応を求めていきたいと思います。

「28の挑戦」小柳聡