ぷれジョブ すべての人に居場所がある社会をつくるための提案

先日、ぷれジョブという活動をされている方にお話を伺いました。ぷれジョブとは、支援を必要としている子どもの就労体験活動のことで、地域の住民、企業、行政が連携している活動です。具体的には、地域住民からジョブサポーターを募ります。サポーターは子ども達を学校まで迎えに行き、受け入れ先企業まで一緒に行き、作業をします。作業は一週間に1回1時間程度の頻度で行います。作業終了後、サポーターが子ども達を自宅まで連れて行き、終了となります。

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また、一ヶ月に1回程度、定例会を開き、子ども達、保護者、サポーター、企業、行政などが集まり情報交換をします。子ども達は1つの企業で6ヶ月作業を行い、修了となります。

 

頂いたパンフレットには、「支援の必要な子ども達が生涯自分の住んでいる地域でいきいき楽しく暮らしていけるようになることが活動の願いです」と記載がありました。そのために、地域のみんなで自分のできる範囲で活動する。それは、障がいを持っている子ども達だけのためではありません。そういった活動をきっかけに、地域社会の力が強まり、結果的に地域社会のためにもなります。

 

ぷれジョブの活動は岡山県倉敷市からスタートし、現在は23都道府県に拡がっています。

すべての人に出番があり、居場所がある、そんな社会をつくるためにも、こういった活動が少しでも応援していきたいと思います。