地域で子どもを育てるモデル

新潟市の山の下コミュニティ協議会を訪問し、放課後児童クラブの指定管理の話を伺ってきました。

新潟市の公設の放課後児童クラブの多くは、新潟市社会福祉協議会が管理しています。それを、地域の人達に関わってもらい、子どもを育てていく試みが平成26年度から、山の下コミュニティ協議会では行われています。

コミュニティが管理をすることで、現場と管理者との距離が近くなり、意志疎通がスムーズに進むようになったとのことです。

また、教育コーディネーターが学校との間に入ることで、今まで教室内でしか遊べなかった児童が体育館で遊べるようになるなどの効果もあったとのこと。

放課後の児童の居場所をつくることは勿論のこと、のびのびと過ごせる環境をつくることが必要です。施設、人員の確保が課題とされていますので、できるだけ早い段階での整備が求められています。

小柳 聡