まちづくりトーク(若者版)〜地域×大学〜

先日のまちづくりトーク(若者版)の第2弾レポートです。

前回、自治協議会の活用をぎょうせいが免罪符にしているもんだいてんについて指摘しました。

今回は、地域コミュニティの問題点と大学の要望とが合致した点について報告します。

議論が進むうちに、徐々に参加者同士のコミュニケーションが円滑になってきました。

そこで、地域の方が

「大学があるのは知っている。通学バスが集落内を通っているのも知っている。地域に多くの大学生がいるのも知っている。でも話したいことがないんです。」

と、発言をされました。集落内の若者がどんどん減少しており、地域の伝統芸能である神楽の伝承も難しくなってきているとのこと。

一方、大学側も、地域の伝統行事には興味もあり、この地域で独り暮らしをする、一つの魅力にもなるのではないかとの話でした。

今まで、双方認識はしていたものの、交わるための場がなかったことは明らかになりました。

この二つが化学反応をおこすことで、北区の魅力がより大きくなる可能性があります。

行政として、こういった場を設定することができるはず。できることがまだまだあるはずです。

今後も、こういった今ある資源を上手く活用していくため、訴えていきたいと思います。

 

小柳 聡