人口減少対策調査特別委員会での視察(②流山市)

所属している人口減少対策調査特別委員会で視察に行ってきました。二日目は千葉県流山市です。

流山市は首都圏のベッドタウンとして発展している街で、つくばエクスプレスの開通に伴い、沿線宅地の開発が進められています。人口は一年間で約4000人増加しており、そのほとんどが子育て世代という”質”も高いことが特徴です。

流山市はマーケティング課を設置するなど、民間のノウハウを活かした行政運営で注目もされていますが、人口増加のため「子どもをもつ共働き家庭」をターゲットに、地下鉄の中づり広告などを通じて訴求したとのことです。また、「母になるなら流山」というキャッチコピーを使っている点も、民間のノウハウを活かした手法といえます。

現時点での人口構成は理想的といえる流山ですが、若い世代がほとんど市外からきている現状を踏まえると、今後どうこの人口構成を維持していくかが課題といえそうです。ニュータウンのその後のようにならずに、投資を継続できるか注目です。