教えてさいとう先生!第二弾をオンライン配信

本日、新型コロナウイルス変異ウイルスのこどもへの影響、連休の過ごし方について、新潟大学大学院医歯学総合研究科小児学分野教授の齋藤昭彦さんをお招きし、オンライン講演会を実施しました。私が所属するにいがた北青年会議所が共催する「N・Kプロジェクト」の一環です。

急な開催となりましたが、新潟市教育委員会、新潟県私立幼稚園・認定こども園協会の後援をいただき、いくつかの学校では家庭に案内をいただきました。趣旨にご賛同いただき、協力いただいた関係者の皆様に感謝致します。

講演はこちらからご覧いただけます。(2021年5月末までの限定公開となります)

昨年に続き2回目の「教えてさいとう先生」企画となりましたが、昨年よりもデータが集積しており、先生の話の内容も変化している点、傾向が変わっていない点など、いくつか発見がありました。それは、先生がわかりやすく話を噛み砕き伝えていただいているからでもあります。

こどもへのワクチン接種は実施されていませんが、アメリカ、イギリスで試行的に行っている話もありました。おそらく来年になれば、そういったデータも集まり、更なる進展があるのかもしれません。

事前に質問を募集しておりましたが、多くの方からいただきました。変異ウイルスのこどもへの影響が見えない中、多くの方が不安に感じていることがよくわかりました。私も報道等で知ることしかなく、正直に言えばわからない点が多くあったのも事実です。

新潟市内の水泳教室でのクラスター発生から、関係者に誹謗中傷があったとの話を聞きました。「水泳は危ない」とのイメージが報道で形作られてしまい、そのような残念なことが発生してしまったのかもしれません。誹謗中傷は許せないのはもちろんですが、それを許さないというメッセージだけでは解決につながらないと私は感じています。不安、思い込みからそういった思考が始まっていることを考えれば、専門家の方の科学的な話を聞き、知識を得て不安をすくなるすることが、誹謗中傷を生まないことにつながるはずです。

この度の講演会を設営側として携わりましたが、非常にいい話を聞くことができました。この話を多くの方に聞いていただきたいと同時に、聞いた自分自身が正しい知識をもとに発信していくことが必要だと感じました。